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『・・・・・・・グスッ』
『せっかくのドッキリ企画なのに自分が驚かされてばかりで泣いてたと?』
亀梨は、目を真っ赤に腫らした状態で、起きた田口と聖に頷いた。
『・・・・んー、だったら中丸くんと上ピーの部屋は行かない方がカメのためかな(笑)』
『え?なんでぇ?』
『その声って多分中丸くんと上ピーの部屋から聞こえたんだと思う』
そう田口が断言した瞬間、聖が顔を赤くした。
『最年長組の癖に我慢しろよ(ボソッ)』
聖の小声は亀梨には聞こえたらしく
『え?どういうこと?』
『いや、カメは知らなくてもいいかなぁ・・・アハハ』
納得の行かない亀梨は、中丸と上田の部屋に向かうのだった。
『田口止めろ!』
『え~いいんじゃない?カメも昔は中丸くんと上ピーみたいな関係してたんだし(笑)』
めんどくさいと言わんばかりの田口に聖はため息をついて、亀梨のあとを追うのであった。
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