1・わたしが彼の家に侵入した日のこと

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よく見てみると、門の右側の壁に小さな黒い引き戸がついている。 そう、ホームセキュリティシステムだ。 セ●ムだとかアル●ックだとかの。 小学校の時、友達ん家でよく見ていたやつ。 「(え、こういうのって中からもロックかかってんの?えっ(´Д`;)≡(;´Д`))」 そんなものと縁のないわたしにはセキュリティシステムの仕組みがわかるわけもなく。 わたしは音をたてない程度に門のあちらこちらをいじりまわし続けてみました(さすがにセコ●を触るのは憚られました)が、一向に開く気配はない…(´・ω・`) そして冷静な人(まず冷静な人は家宅侵入すらしなry)はそこでまた考えるでしょう。 『家の人に事情を説明して謝って、出してもらおう。』 と。 しかしわたしには………… 正当な、お家の人が納得するような事情がなかったのです(*゚▽゚*)wwwww わけもなく押し入ったわたしを、家の人が怪しまないわけがないw そこでわたしは決断しました。 塀をを乗り越えて、出る(`・▽・´)!!!!!!
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