1・わたしが彼の家に侵入した日のこと

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まさかこのデカい和風邸宅に似合わぬシェパードとは。笑 「しーっ!黙って(´;∀;`)!!!!」 あいにくわたしは動物がだいすきなので 犬に吠えられても怖くはなかったんですが。 さすがに焦りで心臓の高鳴りMAXでした。笑 バレるバレるバレる!!!!!って。 でもよく考えればこの家、 先程車が出ていったということは人がいない可能性が高い、ということで(・。・) だから先程の車が帰ってくる前に塀の外へ出ればOKなわけで( ̄∀ ̄)💓 やはりこの犬に怖じけづくことなく、外に出る必要があると。 だからわたしは、犬の存在を無視して再び松に手をかけた。 ウォ゙ン ウォ゙ン すまぬ、犬。 シェパードは鳴くことをやめない。 わたしと犬の間には、池があったため、 犬はわたしにそれ以上近づくことはできないけれど、それでもその威圧は十分なもの。 そしてその時。 「どうしたんだネロ。」 屋敷の一階の大窓から家主と思われる男性が現れたのだ。 まだ人おったあああああΣ(´Д`;)!!!!!!
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