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小次郎の言葉に王道転校生は、泣き出した。
そして王道転校生はこう言った。
憂「…ぅっ、グスッ……奈津っ、なっんかよりもっ俺の方が断然いいのにっ!!うわーんっ!!!」
ープチッー
隣にいる波瑠乃から、なにかが切れる音がしたぞ!うわっ、やばいやばい黒いオーラを放っているー…久しぶりに見た……ブラック波瑠乃…
ブラック波瑠乃を見た、王道転校生は身体を震わした。そりゃあ、怖いよなー…俺だって、いつぞやの時に俺達が小学生だったか知らないが、俺が男子生徒に襲われそうになったとき波瑠乃は怒ってブラック波瑠乃になってたもんなー……あれは半端ない怖さだったw
そんな王道転校生に波瑠乃は口を開けこう言った。
波瑠乃「あんたさー、馬鹿じゃないの?ばーか。って言うか、奈津のこと軽々しく呼び捨てしないでよ。
あんたなんか、キモイし毬藻だしそれに礼儀知らないし。親に甘く育てられたんだよねー?あんたなんかに奈津を悪く言う必要ないし。
奈津は、可愛くて天然だけど人の気持ちに鋭くて、しっかりしてるし頭良いし
それに何時だって前向きだしー
ほーんと、あんたと違って奈津のほうが全然いいでしょ?
ううんとは言わせないよ。
分かった?」
………波瑠乃……俺には、勿体無い言葉だよ………
……俺は、可愛くもないししっかりもしてないよ……迷惑ばっかりかけてる…あの日だってそうだよ……波瑠乃や小次郎に迷惑かけてた……
…ハッ、俺また昔のこと考えてた。
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