第二章

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バタン 家のドアを静かに閉める。 「おかえりー」 「・・・ただいま」 私は親に顔を見られたくなくて、すぐに自分の部屋に閉じこもった。 『俺はアンタが嫌いだ』 久喜が言ったあの言葉。 言い放った時のあの表情。 全て見るのは初めてで。 彼の知らない一面が見れたなんて、そんなふうに思える状況じゃない。 ずっと好きだったのに・・・ 日和はそのままベットに倒れこみ、寝てしまった。 .
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