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あれから、朝までみよの家で寝てしまった。
一度みよと別れ、家に帰り支度し学校へ向かった。
「おはよ、日和。」
「おはよ。昨日はありがと」
「ううん。あんま気にしちゃダメだよ」
ニコッと笑いかけて、みよは自分の席に戻って行った。
正直まだ立ち直れてはいないけど、みよに話をきいてもらったおかげでだいぶ楽になった。
一時間目。
ふと外を見た。
男子が体育の授業をやっていた。
そこには、いつもの優しい笑顔の
久喜がいた。
私の心はズキリと音をたてて痛んだ。
私にしかみせないあの冷たい表情。
私だけ嫌われてると思ったら、つい涙がこぼれ落ちそう
になる。
「・・先生、体調が悪いんで保健室行っていいです
か?」
「ん?ああ、確かに顔色悪いな。いって来い」
耐えられなくなり、私は教室から逃げ出した。
やっぱりまだ立ち直れないな・・・
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