6人が本棚に入れています
本棚に追加
急に頭に暖かい感触が。
頭をなでられていた。
え、だれ・・・!?
日和がびっくりしていると、頭を撫でている人物がポツリポツリと話し出した。
「寝てるよね・・・ごめんね、無理矢理告白させて」
苦しそうな声で日和に喋る。
この可愛い声は・・・
山岡一樹・・・?
「あんなやつ辞めて、俺にしとけよ・・・」
泣きそうな声でいうと、頬にキスを落とす。
!?
日和はびっくりしてつい目を開けてしまった。
「な・・・お、お前起きて・・・!」
一樹はバッと日和から離れて、口元をおさえる。
「聞いてた・・・?」
「ごめん・・・聞いてた」
「全部・・・?」
「一樹くんがベッドに近づいてきてから言った事は・・・」
「・・・まじかぁぁ」
一樹は叫びながら座り込んだ。
.
最初のコメントを投稿しよう!