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窓から入ってくる風が冷たい。
目の前には入学当初から好きな人が立っている。
でもそこにあるのは私の好きな優しい笑顔じゃなくて、見たことのないくらい冷たい表情だった。
「で?」
「え・・・?」
相手の問いかけに泣きそうな声で聞き返す。
私の目の前の貴方はイライラしている態度を隠さない。
「だーから、用はもうないんでしょ?目障りだからどっか行ってくんない?」
私は耐えたれなくなり走り出す。
涙がポロポロと流れ出して止まらない。
なんで・・・?
私は何かあの人になにかしたんだろうか・・・。
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