第一章

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ガラッ 図書室のドアを開けると冷たい風が身体を包む。 日和は窓に向かって歩く。 「あ、久喜くんだ」 ふと外を見ると、日和の好きな人の三浦久喜が立っていた。 「かっこいいなぁ」 「誰がかっこいいのぉ?」 ポツリとつぶやくと、後ろから声がした。 やばっ・・人いたんだ。 後ろを振り向くと日和は顔をしかめた。 そこに立っていたのは、絶対に秘密を教えたくない人だった。 .
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