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山岡一樹。
この学校一チャラいと有名な人だ。
「三浦かぁ。ふーん、あんたアイツが好きなんだ」
こっちに近付き、ニヤリと笑った。
「な・・・なに・・!?」
一樹は日和の腕をグイッとひっぱった。
ぽすっと一樹の胸の中におさまる。
「は、離してよ・・・!」
「条件無しに離すと思うーー?」
耳元で甘い低音ボイスで囁く。
ゾワッと全身に鳥肌がたつ。
「なによ・・・」
後ろから抱きついている一樹を睨んで威嚇する。
「そうだなぁ。三浦に告白してよ。今日」
「は・・・?」
日和は目を見開いた。
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