第一章

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「いいでしょ?てかやんなきゃみんなに言っちゃうよ?」 目の前の男が悪魔に見えた。 可愛い顔してとんでもないことを言い放つ。 「・・・わかりました・・・」 日和は言い返す力もなく、仕方なく承諾した。 「ん。よろしーー。じゃ、がんばってぇ」 一樹は日和を離すと、さっきまでとは考えられない可愛い声で手を振りながら図書室から出て行った。 .
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