ONE.

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「修二。私が  教えてあげようか?」 「んー。平気。  後ちょっとで終わる」 「せんせえー!!!  デートしよっ♪」 「すいません。  それはちょっと…」 「へへ。神崎振られたな」 「うるさいなあ!!」 「わ、私売店で  飲み物買ってくる!」 あんな空気の中いれる訳ない。 「――――瑞梨!!」 「加々美先生。」 「あの2人うるさいから  逃げてきた。」 「ふふ。」 「何飲む?」 「え?自分で買いますよっ」 財布を出そうとしたら ポンポンっ… 「瑞梨はいつも  頑張ってるからご褒美。」 加々美先生は優しく微笑んだ。 ドキンッ 「瑞梨?何がいい?」 「えっ!?!?  じゃあ…ミルクティーで」 ガコン 「ほら。」 「ありがとうございます。」 ポンポン… 「瑞梨…。」 「…はい?」 「好きだ。」 .
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