第1話 セブンシンズ

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《……どうやら魔導士みたいね》 《…………魔力……ぷんぷん…………》 (魔導士?) 《うん さっきから話の内容聞いてると魔法の事を言ってるし》 ベリィは鼻と耳が7人の中でも効く だからオレには聞こえない言葉や匂い等に敏感に反応する 《まぁもうちょっと近づいて聞いてみよう》 (そうだな) オレはサタンにそう相槌をうってハーレム状態のウォーテル様とやらに近づいていく 「ウォーテル様ー!!」 「こっち向いてー!!」 「おやおや 参ったなぁ」 ウォーテル様……様いらないや ウォーテルはにこやかに笑いながら女の子達に手を振る 《女たらし嫌 虫酸が走る》 《あらあら それだったら私達7人を連れているアルだってその部類よマモン?》 アーシィはクスクスと笑いながらさらっととんでもない事を言った (おいアーシィ それは酷すぎだろ……) 《そ、そうよ!アルは女たらしじゃないわ……》 《あらマモン どうしたの?顔が真っ赤よ》 《えっ!?そ、その……これは……》 たまにマミィはこうやって赤くなって滑舌が悪くなります これが世に言うツンデレというやつか……
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