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「今さら男がなんだ!バラバラに切り刻んで魚の餌にしてやれ!」
ウォーテルが部下にそう命令すると、先程よりも大人数の男達が部屋に入ってきた
《ヒャッハー!久しぶりの戦闘だから燃えるぜ!!》
サティはセブンシンズの中では一番好戦的な性格をしている
なんでもオレと出会う何千年も前には沢山の悪党を大虐殺したんだとか……
「死ねぇぇぇぇっ!」
「うおらぁぁぁぁあ!!」
正面から2人が斬りかかってくる
《来たぜアル!》
「おう!」
すかさず右手の剣で2人の攻撃を受け流しながらそのまま腹に蹴りと肘鉄を入れる
「ぐぉっ……」
「ぐはっ……」
呆気なく2人は床に顔をこんにちは
そのまま動かなくなる
「しゃしゃんじゃねぇよ餓鬼が!」
1人が背後から来る
「……うるせぇ」
オレはひらりと攻撃をかわしてそのまま男の顔を左手で掴む
「むぐっ!?」
「燃え散れ」
すると左手から黒い炎が現れて男を包み込む
「ぐっ……ぎゃあぁぁぁぁぁあ―――」
男は黒い炎によって火だるまになり、あっという間に灰となって消えた
「グライ!?」
《ハッハー!勢いよく燃えたなぁクズがぁ!!》
(落ち着けサティ 頭に響いて痛いわ)
周りの男達は先程の黒い炎で怖じ気づいたみたいで、額や腕から脂汗が滲み出している
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