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「もぐもぐ……」
今の時刻は19時ちょっと過ぎ
ちょうどお腹も減ったからなんか肉料理が美味しそうに感じた店で夕食中
《なぁアル~》
ちょっとサティはご機嫌斜めのご様子
《なんであいつを生かしといたんだよ?》
あいつとはウォーテルの事だ
結局オレはあいつの事を焼き殺さずに、ただその衣服と肌を焼いただけ
まぁ結構酷い火傷だけど気にしない
(いいんだよ あいつはこの国の騎士団に任せとけば それに、あいつの非道を船にいた女達にも晒さないといけないしな)
あの後ウォーテルは魅惑魔法が解けた女達にボッコボコにされたらしい
うん、女の子って一度怒らせると怖いよね
《アルー!私も感覚共有じゃなくて本物食べたいよー!》
ベリィは先程からオレの食事を感覚共有で食べていたのだが、どうやら我慢できないらしい
「はぁ……分かったよ なら出てこい」
ちょうどオレの座っているテーブルは他からは死角となる場所にあるので、なんとかバレずにすみそうだ
《イッシッシッ♪やったー!なら失礼して……》
するとオレの影からベリィがひょこっと姿を現す
「えへへ~♪私、これとこれとこれと……etc」
「そ、そんなに食べるのかよ……」
なんとベリィが注文した料理は全部で20皿分!
よくもまぁそのナリで食べられるな……
「いただきま~す!」
最初にベリィはステーキを食べる
かなり嬉しそうに食べるので見ているこっちも自然と頬が緩む
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