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それから大体1時間くらい店で皆食事をして、今は今日泊まる宿の一室でぐでってる
「まったく……お前食い過ぎ」
「テヘへ……ごめんちゃい」
たった1人分だけで2万ゼノンを使ってしまった
あ、『ゼノン』ってのはこの王国の通貨単位ね
「幸い盗賊からの収入があったから良かったものを……」
「まぁもういいじゃない ねぇアル、マミィが上がったら次は私が入っていい?」
「ん?おぉいいぞ 風呂でさっぱりしろや」
昨日みたく風呂は汚くないので皆喜んでいる
女ってなんかお風呂が大好きなんだよね、オレも好きだけど
「上がったわよー」
噂をすればなんとやら
ちょうど良いタイミングでマミィが風呂から上がってきた
「次は誰が入るの?」
「次は私よ」
アーシィはルンルン気分で風呂場へと向かった
「後残ってるのはオレと……」
「はーい!はいはいはーい!!」
「分かった 分かったから大声を出すなベル」
「…………いぇい」
なぜかガッツポーズをするリヴと元気よく手を挙げるベル
……なんか企んでそうだ
「僕もだよ」
「4人か サティは最初に入って次がマミィ、んで今アーシーが入ってるから……うん、合ってるな」
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