第1話 セブンシンズ

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アーシーはそれほど長風呂はしないタイプなので大体15~20分程度で上がる 「ならオレは最後に―――」 「私はアルと入るー!」 「…………私も」 恐れていた事が現実になってしまった 「却下」 もちろん却下するけどね さすがに女の子と風呂に入るのは些かまずいだろう 「えー!?」 「…………なぜ」 「当たり前だこの野郎 さすがに女の子2人と風呂に入るのはオレが色々と危うい」 いくら付き合いが長いとはいえオレも立派な17歳、性に興味を持つ時期だ そんな中風呂に入るなんてかなーり危険な行為 オレの難攻不落の理性が崩壊してしまう 「私達は別に裸見られても気にしないよ?」 「…………コクッ」 どうやらこいつらは入る気満々のようだ もう既に下着姿になってる 「それより早く服着ろ!」 「今さら下着くらい見てそんな慌てなくても」 「…………ごもっとも」 「だー!だからダメだってー!」 なんとか服を着させようとするが言う事を聞かない そんなオレ達をよそにベルはお菓子をボリボリ食べ、マミィとルーシィに至ってはベッドの上でチェスをやっている 「それに……私達の処女を……」 「…………ポッ」 「それ以上言うなー!ていうか、もともとはお前ら2人がオレを縛ってしたんだろうが!」 実はオレは既に強制的にアーシィに童〇を奪われている それに便乗するように他の奴等も……思い出すだけで恥ずかしすぎる! だって初めてがベッドに手足を拘束されてるんだよ!? それもこちらの意思関係なく……マジあの時は死んだかと思ったわ ていうか、オレはMじゃねぇー!!
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