第1話 セブンシンズ

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「…………くそっ」 オレはゆっくりとベッドから起き上がる まだ夜明け前の時間帯だから空はまだ暗い 《アル……またあの夢か?》 頭の中で声が響く 《最近はなかったのにね 何かあったの?》 また声が1つ響く 「サティ、ベル……心配はないよ もしかしたら疲れているだけかも」 《…………本当?》 「リヴ 大丈夫だ」 《ならいいけど それよりお腹空いたよ!》 「おいおい……ベリィ、まだ朝食には早い もう少し我慢しなよ」 《ぶ~》 《朝食まであと3時間くらいかな?それまでの辛抱だよ》 《は~い》 《今日には着くんでしょうね?》 「昨日から同じ事言ってるよなマミィ 着くから大丈夫だって」 《ふん!》 なんかヘソを曲げてしまった 《まぁいつもの事だから気にしない方が勝ちね~》 「そうしとく」
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