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「…………くそっ」
オレはゆっくりとベッドから起き上がる
まだ夜明け前の時間帯だから空はまだ暗い
《アル……またあの夢か?》
頭の中で声が響く
《最近はなかったのにね 何かあったの?》
また声が1つ響く
「サティ、ベル……心配はないよ もしかしたら疲れているだけかも」
《…………本当?》
「リヴ 大丈夫だ」
《ならいいけど それよりお腹空いたよ!》
「おいおい……ベリィ、まだ朝食には早い もう少し我慢しなよ」
《ぶ~》
《朝食まであと3時間くらいかな?それまでの辛抱だよ》
《は~い》
《今日には着くんでしょうね?》
「昨日から同じ事言ってるよなマミィ 着くから大丈夫だって」
《ふん!》
なんかヘソを曲げてしまった
《まぁいつもの事だから気にしない方が勝ちね~》
「そうしとく」
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