第5話 甘えん坊vs甘えん坊

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ぐあ 確かにそうだけども その『おかしな事訊くね?』みたいな顔するのやめれ 「なんだぁ?アルドレッド、お前女がいたのか?」 「あらあら……」 「私達というものがありながら……」 わぁお サティ・アーシィ・ベルの顔が怖いです 久々にアーシィとベルのあの表情見たなぁ ちなみにルーシィはまだ夢の中だ あいつ一度寝るとなかなか起きないからな…… ガチャッ 「何してるのサティ―――アル、あんた何やってんの?」 「どうしたのマミィ?……アル?」 ……マミィとベリィも参戦しちまった 「ありゃ~……とりあえずアルドレッドは借りるよ~☆」 「借りるってお前―――どわぁっ!?」 こっちがまだ話している途中なのにアスカはオレの手を引いてダッシュ! よく見るとアスカの足首からは羽が生えている 「あはっ 驚いたかな?これは私の魔法『変身能力(トランスフォーム)』 体を武器化したり、動物化したりできる能力だよ♪」 実はオレはアスカの魔法を初めて見た 4年前出会った時は、お互いに魔力封じの拘束具を手足と首に付けられていたから、魔法を出したくても出せなかったしな 「でも完全な動物化にはまだできないんだよね 今の私の力じゃなんか半獣半人になっちゃって 部分的になら可能なんだけどね」 そう付け加えてアスカは舌をペロッと出して苦笑いした (アスカって……出会った時は堅かったイメージがあるんだけど……) もしかしたら、これが本来のアスカの性格なのかもしれないな
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