第一章

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          ***        「フー、お腹いっぱい。今日も美味しかったよママ!」   カチャっと音をたて箸を置いた   そして胸の前で手を合わせて「ごちそーさまでした!!」と大きく言ってからイスから立ち上がると、ピノを連れて三階の自分の部屋へ上がった。     ──ガチャ… パタン   部屋に入るとピノと一緒にベッドにダイブ   しばらく音楽を聞いていた      「クゥ--ン…」   「なぁに?ピノちゃんもう眠いの?」   ゴロンと膝の上に乗って眠そうに鳴くピノ。   さっきから静かだと思ったら、眠かったのね   「そっかそっか、飛行機久しぶりに乗ったから疲れちゃったか。じゃあもう寝なさい、おやすみね」     ピノの頭をゆっくり撫でた。   すると、安心したようにピノは眠りについた     「ん~、私もそろそろ寝よっかな」  音楽プレイヤーの電源を落とし、  ピノを起こさないように静かに部屋の電気を消した。  
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