決戦前お泊まり

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雫の家へご招待イベントがあってから、約一週 間が経過した。 夏休みが差し迫り、勉強に身が入らないのはお 約束。 まあ期末テストはとっくに終わってるし、先生 方(Mちゃん除く)も暑さで怠そうだし無問題だ ろう。 雫との関係にも、特に変わりはない。 いつもと同じ距離感、学校ではイチャイチャし 過ぎずほのぼのと昼休みを過ごす感じ。 頑張るって言っても、ここ一週間はキスすらし てないからな。 休日は女子三人で遊んでたみたいだし、まあ 言ってしまえば突出して取り出すトピックはな いです。 しいて言えば、クラスの視線が前以上に突き刺 さるようになったかな? 飛鳥パンチ説が濃厚だが、男子の視線も厳しく なってるんだよね。 松本氏(神)は、『とうとう壁を越えられました かしっしっし』、とおっしゃっておられたが訳 も分からず。 なんだよみんな……? 疎外感感じまくりじゃないっすか!? そうか、頭が夏にやられちゃったんだなみん な。 それならしょうがない、大目に見てやりましょ う。 しかし、飛鳥には会う度に性的な意味でお礼を 言われ、そこはかとない怒りが芽生えました が。
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