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それは今から8年前のおだやかな春の日の朝。
寝ぼけた私の下半身とパジャマをずぶ濡れにした、ヤツ(←現息子)のイタズラ??から始まります…
『まさかこれが噂の破水なのでは!?』と大慌て;
当時はまだ居た旦那にケータイで連絡しながら、なのに意外と冷静に
『破水したんだからお風呂もシャワーもダメか…』とか考えつつ
下着を洗うおいらσ(*´∀`*)
なんだかんだで産婦人科に到着したのは午前11時頃。
陣痛室に入ったものの、なかなか手強い相手らしく長期戦になりそうな気配。
予想は的中。その後延々延々と陣痛と闘い、ヤツが誕生したのはおよそ16時間後の夜中?朝方?3時台。
いざ分娩室に入ってもヤツも医者も出て来やしない。
心の中で叫んだね
『こんなにイタイ思いをしてんのに、T郎(←医者)あんたは寝てんのか!!寝惚けてるのかっ!!!!!!』
それを裏付ける証拠は何度も何度も内線を入れている看護師の後ろ姿。
『T郎(←何度も言うが医者)お前さんはオニだよ。おいらがいくらイキんだところでヤツは出て来る気配もないよ。おいらはもう負けそうだよ』と。
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