命の魔法使い

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彼はひどく口下手、人とのコミュニケーションの取り方さえ分からず、村に買い出しで行った時でさえ、必要最小限の言葉しか話さなかった。 その魔法使いは寂しかった。 一人は寂しいと思った。 そうしてある時、その魔法使いは自分の魔法を初めて使った。
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