第1章

2/17
前へ
/45ページ
次へ
私は毎朝、早くに学校へ行く。 目的は一つだけ。 教室に鞄を乱暴に置き 急いで場所へ向かう 途中鏡の前で髪型をチェックし、目的の場所へ コンコン……――― 「いいよ」 ガララとゆっくり開け 私は先生を見る 「…し、失礼します」 先生は頷き、パソコンとにらめっこ中。 先生、保健の先生 Yシャツに黒いネクタイそしてしわくちゃの白衣を羽織り、髪型……寝癖はいつも同じ場所、 そして私だけが知ってる 先生の瞳 黒縁眼鏡をして前髪が長いせいか、表情はあまり見えない。 だけど、一度だけ遠くからだけど うっとおしく眼鏡をとり、上げた前髪から見えた瞳 .
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加