1
4/13
読書設定
目次
前へ
/
13ページ
次へ
舌の先がかすめる度、じんわりとした痛みが染みる。 それは指先から、首筋へ、頬へ。 這いずり回った迷子の舌は、ようやくあたしの口の中で、居場所を見つけたように落ち着いた。 うっすら開いた視線は、トキオとぶつかる。 その目は感じた熱以上に、悲しみを帯びていた。
/
13ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
5(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!