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僕は、携帯を取り出した。
携帯を開いて、メールを確認する。ショッピングサイトからの宣伝メールが一通着ていただけだった。
僕は、突然何が思いついたかのように、突発的に人肌が恋しくなった。
そして彼女にメールをした。
『今から、やれる?』
この一文を送った。
ものすごく、身体が愛を求めているのを感じる。心の傷を癒してほしいのか。
僕には、由佳という彼女がいる。大学生で僕より年上だ。僕を優しく受け入れてくれる、天使のような存在。
そのすぐ後に、由佳から返信が着て、僕は由佳の部屋(由佳が一人暮らししているマンション)に向かった。
部屋に着くと、インターホンを二度押す。
二度押すということは、二人のなかで僕が来たという合図のようなものだった。
しばらくして、中から由佳が出てきて、ドアを開けてくれた。
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