アルヒ

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ったく、変わった両親だな。 と、嶋崎はつくづく思うのだった。 そんな両親だが休日には必ず家にいた。 そのため家族の仲は驚くほど良かった。 嶋崎にとって、それが一番の自慢だった。 ぴぴぴぴっ 風呂が沸いた時の音がなった。 「洋平、聡!風呂入って来な!」 「「はーい!」」 重なる二人の声に、やっぱり双子だなあと改めて実感する。
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