アルヒ

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「キャーキャー」 風呂場から楽しげな声が聞こえてきた。 見なくとも分かる微笑ましい光景に、嶋崎は思わず笑ってしまった。 よし、あとはねぎをのっけて出来上がりと。 湯気の立つおいしそうなうどんに、嶋崎は唾を飲み込んだ。 一旦部屋に戻るか。 台所を後にし、部屋に向かう。 またベッドに倒れこむようにダイビングした。 暇なので携帯電話を開くと、留守電が来ていた。
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