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「打った球が消えた!?」
矢島は声を上げた。
「そうなんだね。昨日あのあとぼくは壁相手にテニスの練習をしていたんだね。で、最後の一球と思って打った球は、まるで壁に吸い込まれるかのように球が消えたんだね。」
影山は話した。
「実はあたしも昨日、家で勉強してたら急に電気が消えて、ペタッ、ペタッという音が聞こえたんだ。まあ、その後は何も無かったんだけどね。」
坪内は言った。
「うそ、怖!」
「美紗、それまじ!?」
クラスのあちこちから声が聞こえる。
「うぎゃあぁあああ!」
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