ホウカイ
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「はっ!」 辺りを見回す。白い壁。ピンクのカーテン。そしてこの独特な匂い。 私は気がついたら保健室にいた。 「あっ、愛莉!目、覚ましたか。」 目の前にいる清水は笑った。 じゃあ、さっきまでのは夢? 「ねえ、あたしどうなったの?」 「ちょっ!どうなったの、ってなかなか戻って来なかったから心配したんだから。トイレに倒れてたんだよ。」
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