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「ち…千秋は?」
「それを聞きたかったのよ。何か知らない?愛莉。」
「知らない。ってことは、千秋もまさか…」
清水は下を向き、小さな声で、そう、と呟いた。
「じゃあ私、一旦皆のところに戻るね。」
そう言い清水は保健室からでていった。
五十嵐はもう一度さっきの夢を思い出していた。
2階のトイレから千秋は走って出て行った。そしてそのまま階段を2階上がり、突き当たりまで走って行ったところを私は止めた。
しかしそれは千秋ではなく……
……誰だっけ?
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