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朔美「何じゃ、この速さ!!?」
元親「大丈夫、数秒後に普通の速力に戻るから問題無い。」
朔美「なら良いんだけど…もしかして殿様専用の馬術?」
元親「イヤ、“騎乗奥義”だ。」N「オィイイイッ!?言っちゃったよこの人!!!」
元親「何か変な音声が流れたような…」
朔美「作者の悪戯ですかね?」
N「クッソ、難儀な主人公を作っちまった!!こーなったら殿も巻き添えで削除させて貰おーか!!?」
元親「散れ…」
N「だ~も~!!それ中の人同じだけど違うよ?ってかそれ以上言わせねぇ~!刀には銃だコノヤロー!!(火繩銃装備)」
―――ドカッバギッビシ
N「ヒギャ~、殿なんか…呪ったる~!!」
元親「討たれたら黙ってろ!と言うより、“化けて出るなよ”!」
長宗我部元親、謎のNを撃破!
朔美「何かカッコイイ!!」
元親「取り敢えず、邪魔者は俺が消した。慣れたか?騎乗奥義の速さに。」
朔美「慣れてきた。」
元親「そうか、ならば此処から城まで約一里有る。耐え切れるか?」
朔美「新幹線より若干遅いから大丈夫。」
元親「“しんかんせん”だと?お前の世にはそのような物が有るのか?」
朔美「軍馬ではないけど、移動手段で使われるよ。元親も私の世に来たら一緒に乗ろう?」
元親「そうか、俺は魂をこの世に残すこと有るか?」
朔美「“この世に未練があれば”だよ。」
元親「何か暗い話題だな。もう一度速力を上げるぞ。」
朔美「準備おK!!」
元親「震わすぞ!」
―――ヒュンッ
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