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ーーーその後
元親様が私の家に戻って来て先程城で家臣達に話した事を教えてくれた。
朔美「まぢですか!?まぢ家臣さん達に言っちゃった系ですか?」
元親「そうだ、嫌か?」
朔美「イヤイヤイヤイヤ!!嫌ではないけどさぁ、殿様がいきなり“城に来い”だとか“テイクアウトする”って言ったら、処刑だか大きな褒美っていう極端な事だと思ったよ本当。(うわー!?そう言うのって本当に心臓に悪いって!!)」
元親「案ずるな。唯、俺はお前の事が“胸が痛むほど美しくて”仕方ない故、お前を俺のモノにしてしまいたいから“テイクアウトする”と言ったのだ。」
元親様のアタックに朔美は耐え切れなかった。
朔美「良かった、命が在っただけで嬉しいな。ってゆーか元親って本当にプロポーズ上手いね。」
元親「だろう。欲しいモノの為に手段を選ばないのも、俺の“反骨魂”だ。」
プロポーズという意外な場面でも、元親の反骨魂は凄絶なのだ。
元親「という訳だ。朔美、明日は城に来い。」
朔美「(ここまで言われたら断れないな。)分かった。」
元親「もう夜は遅い、だから早く休もう。」
朔美「お休み、元親」
元親「ああ、お休み」
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