いざ岡豊城へ

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ーーー翌朝ーーー 朔美が目覚めるとーー 朔美「(ーーァッ・・・)元親、気持ち良さそうに眠ってるな。何か寝顔が美しいな。」 元親「・・・ん・・・スーースーースーースーー」 朔美(寝返りを打っただけ、だね。) ーーーーグッ 何かに腕を握られた感触がした。 朔美「ヒャア!!?」 元親「・・・フッ。おはよう朔美、お陰でよく寝れたぜ。」 普通なら、叫び声を上げたのに対して、動揺する態度も見せるのに、平然と挨拶をする元親は、よほどの冷静さを兼ね備えているようだ。 朔美「・・・おはよう、元親。」 元親「それで、昨晩俺がお前を城に連れていくと言ったよな。外に俺の馬を止めてあるからな、城に向かう折に俺の馬に乗れ。良いな?」 朔美「はい。んでも私、馬に乗ったことが全く無くて、ハッキリ言うと不安で・・・」 元親「・・・・フッ、大丈夫だ。俺を誰だと思っている?俺の腰に掴まっていれば問題無い。」 朔美「判りました。」 元親「行くぞ!!我が居城へ。」
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