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「「…………」」
「ご、ごめんね、鈴仙?」
ついに鈴仙は下を向いて肩を震わせた。
な、泣いてるー!? か、かわいい、が! 違うんだ! 誰かフォローを!
「鈴仙、落ち込むこと無いわ。あなたはよくやったわよ」
永りーん!
それ褒めてないから!
鈴仙の心に消えることの無い傷を付けちゃったから!
ほら、輝夜、何か言ってあげて!
「ちょっとお花を摘みに行ってくるわ」
図太いー!?
い、いや違う……?
計画通りだぁぁぁぁ!
計 画 通 り
じゃないよ!
慰めるの手伝えよ!
くっ、てゐ!
何とかしてやってくれ!
振り向くと、てゐが居た場所には「探さないでください」と書かれた札の張り付いたペコちゃん人形が居た。
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