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こんにちは、翌日の善輝です。
相変わらずちょびちょびとしか話が進みません が、許してちょんまげ。
しかしながら、今日はテンションが上がる出来 事が一つ。
そう、放課後に初めての委員会の集まりがある のである！
朝礼時に担任……ではなく秋寄さんにそう言わ れた時はいよいよ初陣かという気持ちになっ た。
腕利きの図書委員でも苦労しているという１０ 万３０００冊の本の管理……実にやり甲斐のあ る仕事だ。
……まあ図書委員の仕事は基本貸し借りの記録 らしいが……
「リンちゃん、なんか楽しそうだねー」
顔を綻ばしているのを見られたのか、眠そうな 声で尋ねてくる新崎。
授業の合間の休憩時間で暇なんだろうか、他の クラスにふらっと行く事とかあるのに……
「ほら、いよいよ委員会活動始まるじゃん！ やっぱりワクワクするよ！」
「委員会かー、そりゃ頑張るけど放課後にしま す普通？水泳部も新体操部も行けないじゃんか よ…」
あからさまに溜息をつく新崎を見て、まさかそ れでテンションが低いのかと呆れてしまった。
……コイツ、確かにちょっと濃い奴だけど身長 も高いし人当たりもいいんだから欲求包み隠せ ば人気出るんじゃないのか？
やっぱり馬鹿なんだろうか？
「へー、それでどちらに入るか決めたわけ？」
ぶっちゃけどうでもよかったが、会話のキャッ チボールの為質問する俺。
水泳も新体操も新崎のイメージに合わないけど な。
「いやいやどっちも入らないよ、俺スポ薦で サッカー部入るの決まってるし」
ちょっと待ってもらえる？
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