やはり改善部は腐っている

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「綾月次はお前の自己紹介だぞ」 と木下先生が言ったら 美少女は椅子から立たず椅子に座りながら 「二年四組の綾月綾乃(あやつきあやの)です」 と言った。 話し掛けるなオーラがすごく出ている。 綾月ってどこかで聞いたことあるような? あっ、学年一美しいで有名な奴だ。 確か勉強も学年一出来るんだっけな? そう考えるとこいつ完璧な人間じゃん…… 性格以外はな。 「私はそろそろ職員室に戻らないと、それじゃ、音無は頑張ってこの部活になれるんだぞ。」 と木下先生がいった。 「わかりました」 そして木下先生はこの部室から出ていった。 とにかく座ろうと思い見渡すとあいている椅子があったのでそれをはじに持っていき鞄の中に入っている小説をとり椅子に座りながら読んだ。 沈黙の時間が続いた。 でも音無はその沈黙の時間は嫌いではなかった。 ましてや、気まずいなど全然思わず清々しい気分であった。 俺と綾月は小説を読むことに没頭していた。 佐々木サラスは何か考え事でもしてるかのように頭を抱えていた。
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