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いや、佐々木サラスは考え事をしているのではなく俺に顔を見えたいようにするために抱えているようにも見えなくはない。
てか、確実に俺に顔を見せないようにしている。
どんだけ恥ずかしがりやなんだよ。
綾月綾乃をチラッと見ると綾月は鋭い目つきより冷たい目つきみたいな目で俺を見ている。
「何でみてんだよ」
「ここは何のためにある部活か知ってるでしょ」
「確か、性格の改善だっけ?」
「そうよ、でもあなたには改善出来る部分が見つからないの」
そうだよな。俺の改善する部分なんて見つかるはずがない。
だって俺は出来がいいからな。
それなりの普通の人と比べたら俺のほうがかっこいいし頭もいいスポーツだってそれなりに出来る。
こんな俺のどこを改善すればいいのか俺が教えて欲しいぐらいだぜ。
「あなたは腐りすぎて改善じゃ無理よ。最低でも革命をおこさないと。」
ん、今なんて言ったかあまり聞き取れなかったなぁ、でもきっといいことを言ってるんだ。
そう信じよう。
「聞いてるのかしら?それとも耳は腐りすぎてもう耳を使って聞くことも出来ないぐらい腐ってるのかしら?」
ムーディ勝山並にこの毒舌を受け流してやるぜ。
右からやってきた、それを左へ受け流せるかぁぁ
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