やはり改善部は腐っている

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「俺は腐ってない。俺は超正常だぁ。」 俺は怒鳴りながら答えた。 「あら、自分が腐ってることにもきずけないなんて、あなたって本当に可愛そう。私まで悲しくなってくるわ」 綾月が微妙に笑いながら冷たく言い放った。 「お前だってその性格を絶対なおしたほうがいいぜ。」 「またお前扱いですか。それともさっき言った名前すら忘れてしまうほどの記憶力しかないのかしら。」 「忘れてねぇ~よ。綾月綾乃だろ。」 俺みたいなボッチは人の名前を一度聞いただけで絶対忘れないない自信がある。 なぜなら、誰かが話し掛けてくれるんじゃないかといつも期待してるからな。 そのとき名前を間違えたり覚えてなかったら一生話し掛けられなくなる可能性もあるからな 「あなたの名前は確か姿無くんだけ、それとも気配無くんだけ?」 真面目に聞いてきた。 いやいや、姿無とか気配無とか悪意に満ちてるよね。 てか、悪意しか感じられないと思ったのは俺だけかな? 「俺の名前は音無誠也だ。覚えとけ。」 シーン あらら、また無視されちゃった。 きっと、無視に慣れてない人間だったら怒っちゃうぞ でも俺は無視に慣れてる大丈夫だぜ。 綾月はまた小説を読み始めたし俺もまた小説でも読もうかな? と周りを見渡すと
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