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パーフェクトな俺に何言ってんだろうな?やっぱり三十路の言ってることはわからないな?
「お前、今私のことを三十路のクソ女って思ったな」
「僕の気持ちがよまれただと」
「歯をくいしばれ、音無ィィ」
「ま、まって下さい。木下先生殴るのだけは許してっ」
「まぁ、今回だけは殴らないでやろう」
「……え、殴らないんですか?」
「なんだその残念そうな顔は?君は私に殴られたかったのか?」
「えっ、べ、べつに家族以外の女の人に触れるのが二年ぶりだから殴りでもいいから触って欲しいなんて思ってないですから」
「君は、二年もの間女の人に触られてないのかね?」
「また僕の気持ちをよんだだと」
「君はある意味でこの学校で一番単純だね」
「僕が単純だとっ、何か勘違いしてませんか?僕はいつも考えて行動しているんですよ」
そうだ。僕はいつも考えて行動をしている。
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