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アキラ『…(てか…ずっと会話をしながら歩いているんだが…)』
ユリ『…(あれ?部屋の方向が…同じ?)』
二人の疑問…その答え…
アキラ『…え!?』
ユリ『どうしたの?アキラ』
アキラ『ま…まさかユリ…ここがユリの…』
ユリ『そうよ?』
アキラ『偶然は偶然を呼ぶと言っても…これは呼びすぎだ…』
ユリ『え?なんで?』
アキラ『…隣俺の部屋。』
指を指して教えるアキラ…
ユリ『…えー!!』
アキラ『てか…三年間…鉢合わせしなかったのが不思議だ…』
ユリ『ほほほほホントに隣はアキラの部屋なの!?』
アキラ『…鍵の番号を見たらわかるだろ?』
アキラとユリの住むマンションの鍵は特殊な鍵で…
楕円形の鍵…
その鍵には番号が刻まれている…
ユリ『…ホントだ…』
アキラ『ここまで偶然が重なると…もはやユリの言う「運命」なのかもな。』
ユリ『ホントね…』
アキラ『…まぁいいや。とりあえず、また後で』
ユリ『うん♪』
アキラの部屋…
アキラ『…しかし…買い物しすぎたかな…』
ドスン…
部屋の冷蔵庫に飲み物をしまうアキラ…
アキラ『…仲村ユリ…か…やっぱり見たことある気がする…』
ユリの部屋…
ユリ『どうしよう…飲み会って言われても…格好が…それに初対面な人達とちゃんと話せるかな…』
女の子らしい悩み…
ユリ『うーん…ラフな格好がいいのか…少しはオシャレにした方が…』
服に悩むユリ…
一方アキラは…
アキラ『…こんなもんか…』
カチャカチャ…
飲み会の料理作り…
すると…
ピンポン♪
アキラ『…ん?』
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