エピソード2-1…プロローグ

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ピピピピピ… 『…うーん…』 ピピピピピ…ピ♪ 『…はぁ…起きるか…』 とあるマンションの部屋… 『…今日からまた大学か…まぁ…いつもと変わらない毎日だろうが…』 彼の名前は龍神アキラ… そう…あの 「死後と生前の中間の世界」 で活躍を見せたあのアキラ… 彼は生まれ変わり… 現在大学3年… あの世界でも出た… 「got・dragon」 のメンバーでもある… アキラ『…ふぁ~ぁ…』 自分でコーヒーとトーストを作り… アキラ『…』 ムシャムシャ食べる… アキラ『…あれ?メール来てる…母さんからだ…』 「アキラへ 元気にしてますか? お父さんが亡くなって5年経ちますが… アキラは立派に成長しましたね♪ お母さんもアキラの頑張りは雑誌で拝見してます。 これからもがんばって。アキラ。 音楽活動も…大学も… 母より。 PS…お父さんの財産から少しアキラの通帳に振り込みました。 何度も言うけど…お母さんが持ってても…使い道ないから…」 アキラ『…全く…新しい出会いとか探さないのかな…母さんは…まだ若いのに…』 朝食を終えて… アキラ『…戸締まりは大丈夫だな。さて…行くかな…』 アキラ…大学へ… 大学までは歩いて20分… アキラ自身…車もバイクもあるのだが… アキラ『やっぱり朝はいいな…すがすがしい感じがする…』 本人は歩くのが好きらしい… いつもの道を歩いていると… 『ちょっと…やめてください。』 『いいじゃん!ただお茶するだけなんだから!』 アキラ『…なんだ?』 目の前には嫌がる女性と嫌がらせている男性… アキラ『…人のすがすがしい朝を壊しやがって…』 持っていたカバンを… ブン! ヒュ~… 『ちょっとぐらい…ん?』 ガン! 『…ッテェなぁ…誰だ!!』 アキラ『…嫌がってるんだからやめたら?おっさん。』
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