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アキラ『これでいいだろ。』
ユイ『いつもすみません龍神先輩』
アキラ『…それを聞くと旦那の代わりに妻が言ってるように聞こえるな…』
ユイ『え!あ…』
アキラ『まぁいいじゃねぇか。親も公認の付き合いなんだろ?』
ユイ『…はい♪』
ユリ『すごーい♪なら将来的には結婚?』
ユイ『一応親はそう考えてるみたいですよ?私達まだ大学生なので…少なくともひなっち先輩が卒業してからですね。』
奏『親の公認っていいわよね♪結弦♪』
音無『え?俺の親は奏を認めてるじゃねぇか。妹も。』
奏『そうね。でも…私の親は何も言わないわ…』
アキラ『…てか…幼なじみじゃなかったか?二人は』
音無『まぁな。』
奏『そうね…小学校からずっと一緒にいるわね…』
アキラ『なら…親も暗黙の了承じゃねぇかよ。お互いの親も二人を知ってるんだし。』
音無『う~ん…そんなもんか?』
アキラ『そんなもんだよ。』
奏『…うふふ♪ありがとう龍神君。』
アキラ『いえいえ。』
ユリ『…あ、飲み物なくなった。』
アキラ『冷蔵庫に入ってねぇか?』
ユリ『見てくる♪』
ユリは台所へ…
奏『ところで、龍神君は将来的に何をするの?』
アキラ『う~ん…多分今のままだろ。音楽活動だろな。』
音無『将来決まってるやつはいいよなぁ…』
アキラ『まぁまぁ…』
音無『俺なんかまだ先が見えねぇよ…』
奏『う~ん…困ったわねぇ…将来の旦那がこんなんだと…』
音無『すまんな…奏…』
奏『大丈夫!私が養うから♪』
音無『よ!大統領♪』
奏『えっへん♪』
アキラ『…酔って来たな…二人とも…』
ユイ『龍神先輩♪飲んでます?』
アキラ『そういえばユイは未成年だもんな…あれ?日向は?』
ユイ『寝てますよ?ほら、あそこで。』
日向はベランダのある窓の前…
アキラ『…いつの間に?』
ユイ『コロコロ転がって行きました♪』
アキラ『…転がしたの間違いじゃ…』
ユリ『飲み物あった♪』
アキラ『ん、ならよかっ…』
コップにそそぐユリの手には…
アキラ『…ユリそれ!』
ユリ『(ゴクン♪)あら…甘くておいしい♪』
アキラ『…桃の酎ハイなのに…』
ユリ『…エヘッ♪』
アキラ『…酔うのハヤッ!!』
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