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「で?、なんでお前もいるんだ?」
「なによ私が居たらいけないわけ?」
レイトとルルの間に火花が散る、レイトは屋上で一人だけ教室に“無理矢理”戻らされた事に腹がたっているようだ
「私はアンタ達二人の特訓に付き添ってあげるのよ!?ありがたく思いなさいよ!」
結局アカバネのわがままから俺も巻き込まれてトーナメントに勝ち残る為の特訓をすることになった
(編入からなんてめんどくさい1日なんだ)
「レイトぉ頼むよ、僕のためだと思ってさ」
なんで会ったばかりのやつが昔からの友達みたいな頼み方が出来るのかが分からない
「まぁいいけどよ、ここは何処か位教えてくれよ」
「仕方ないわね私が「お前には聞いてない」……あんたいい加減にしないと私ぶちギレるわよ」
俺にとっての編入当初の気楽に地味にが段々と遠くなってきている気がした
今までに会話した奴らは全員が機械みたいに敬語で何の感情も……、いや劣情や嫉妬は沢山あったか。
とりあえずは上辺だけの関わり
任務など必要最低限の会話を淡々としてきただけで世間話や恋愛話などとにかくそういう語り合いなどしたことが無かった
「一応私のクラス(級)は二年ゴールドA特の主席なのよ!」
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