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「ミヤビ=レイト
属性は炎、武器はナイフ以上」
俺は新しくと言うべきなのかはわからないが一緒に過ごすクラスの生徒に自己紹介をする
席は既に決められていたようで入ったらすぐに担当の先生に促された
だれも俺なんかには眼中には無いのか拍手もなにも起きない。
それどころか男は歯ぎしり、女に至っては顔を全員隠すような形を取っている
まさかまだ何もしてないのにクラス中に嫌われるとはな
「はぁ」
無意識に溜め息を溢す。
「おい、ちょっとかっこいいからって調子に乗るなよ」
隣の席から声が聞こえたが上手くは聞き取れ無かった
「なんか言った?」
俺は目線をそいつにやる、金色の髪に青い目ちょっと背が小さいかなくらいの大きさだ
「だからちょっとかっこいいからって調子に乗るなよって言ったんだよ!」
そいつは俺を指差しながら怒鳴る、まぁ怒鳴ると言っても一応教室内を意識してか小さめのトーンだった
「直滑降カラッとちょう酢に乗せて食べたい?」
「君の耳は節穴ですか!?」
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