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こんなコトを頼む私はわがままかな?
「銀ちゃん…」
『あぁ?』
面倒くさそうにジャンプを読みながら返事をする銀ちゃん。
「…やっぱり、なんでもない。」
『おう…?』
小さく「?」マークをつけながらまた、ジャンプを読みはじめる銀ちゃん。
「はぁ…」
『……………。』
「はぁ…」
『…………。』
「は…『ンだよ!?さっきからはぁ…はぁ…ってどんだけ溜め息ついてんだぁ!!』
「…。(私、そんな溜め息ついてたんだぁ)」
すると今度は…
『どうしたんだよ…言ってみ?』
…優しい一言が返ってきた
「…あのね…き…いっ…しい…の」
『え?』
私の声はあまりにも小さくて届かなかった。
「だから…だ…大好きって…言ってほしいの///」
私は俯きながらそう言った。だって、恥ずかしくて銀ちゃんの顔を真っ直ぐみれなかった。
『はぁ…』
やっぱり、イヤだよね…いきなり…
『…大好きだよ』
「…ぇ……」
彼は小さくボソッっと呟くように言った。【大好きだよ】と
「銀ちゃん!…私も銀ちゃんのこと大好きだよ♪」
『…知ってる//』
END
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