45人が本棚に入れています
本棚に追加
「誠一、鮭は海で採れるよ、川に来るのは秋で産卵するために来てその後死ぬんだ。体の背は「分かったよ父上!」ん?そうか。」
お父様は博識です。
「まったく…、何で誰もお祖父様を止めないんだ。いつも俺の飯が少なくなる…。」
『じゃあ早く来れば良いじゃないですか、そしたら取られることなんてな「誰のせいだよ!?」
兄様は人の話を遮るのが
好きなのでしょうか…?
「ん、誰のせいじゃ?
分かるか信よ。」
味噌汁をすすりながら
お父様に尋ねるお祖父様。
「分かりませんよ父上。
なぁ、咲(さき)。」
「えぇ。
誠一、誰のせいだと言うの?」
咲、とはお母様のことです。
お母様の名は杉村咲子(スギムラサキコ)。
私の母であり、
女性として素晴らしい方です。
「え?いや…。あー、何でもないです、忘れてください!」
そう言うと何事も無かったように兄様は朝餉を食べ始めました。
兄様って何で
いつもこうなんでしょうか?
とにかく私も食べましょうか♪
最初のコメントを投稿しよう!