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「遂に木刀まで折れるように
なったか、あさぎ。」
『みたいですね、兄様!!』
驚愕する誠一とは反対に、木刀を折ったことになぜか感動しているあさぎ。
「流石に俺でも
折れたことないぞ…。」
『兄様でも無いんですか!?
じゃあ、あさぎは凄いんですね!』
なぜそう解釈する、あさぎ。
ある意味凄いが。
「お祖父様、あさぎが木刀を折りましたが…。」
流石の孫バカのお祖父様でも剣術道具を壊したとなれば話は別のはず。
義衛の反応は、
『凄いぞ、あさぎ!!実戦だったら間違いなく相手に勝てる!!』
お祖父様、実戦って何ですか。
廃刀令が出されて大分経つはずですが、てか物騒です。
義衛の孫バカは何も障害にならないのだと誠一は悟った。
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