二つの激戦2⃣

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二つの激戦2⃣

  シェイル『アルヴィさん、僕は、竜人族亜種唯一の甲殻種なんです』   シェイル『つまり、堅固さなら一番・・・いや、二番目です』   アルヴィ『それで、どうしたんだい?』   シェイル『あなたでは僕を傷付けることはできないといってるんです!』   ビュン!   アルヴィはさっと右へ避けた アルヴィ(鎌鼬か・・・さすが鎌蟹の力だな)   ゴルヴィオ『アルヴィ、俺が奴を殴る。お前は奴の隙を作ってくれ』 アルヴィ『はい』   アルヴィはシェイルに向かい突進した。武器は【竜騎鎗ゲ○ボルガ】   バシュン!   鋒が腹に触れるも、全く動じないシェイル   シェイル『蚊に刺されたみたいですよ』   シェイル『こんな力でアシュタルさんと戦うつもりなんですか?』   アルヴィ『フフ』   アルヴィがシェイルの後ろに回りこみ、突く   ガキィンッ!   見えない何かが槍を防いだ   アルヴィ『バリア!?』   シェイル『無駄だ!』 シェイルはアルヴィの足めがけて鎌鼬を放った   バシュン!   アルヴィ『ぐぅっ!』   足がガクンと力を失う   アルヴィ『甘いねシェイル君』   シェイル『・・・』   アルヴィ『殺すつもりで来い!』   アルヴィが槍を持つ手にグッと力を込め、渾身で放つ   狙うは、頭   アルヴィ(クソゥ!!)   ヒュン!!   下にかわすシェイル   その背後からゴルヴィオがハンマーで殴る   ブンッ!   シェイル『忘れてました』   ドゴォッ!!   アルヴィ『すまない・・・シェイル君』   ゴルヴィオ『やったか!』   グググググッ・・・   ゴルヴィオ『!!?』   頭を確実に射抜いたハンマーが、押し退けられる   ビュォッ!   ザッ!   ゴルヴィオは急に後退した。肩のあたりが切れる   シェイルの両腕から、青い鎌のようなものが生えていた   そして、背に、シェイルを覆う白い殻・・・   シェイル『真龍解放を使うことになるなんて、やりますね』   アルヴィ『・・・』
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