王子様

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パンを買って急いで中庭に行く途中誰かとぶつかった。 いてて。 「ごめんなさ…い。」 顔をあげるとそこにいたのは絵本の世界から飛び出してきた王子様。 私は目をハードにしてジーッと彼のことを見つめていた。 しばらくポーッとしてると彼はどこかに行ってしまっていた。 動かなくなった私を動かしたのは携帯のバイブだった。
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